易日誌0610

　先月の末の合気道の進級審査がどうなったのか報告します。9月29日の日誌に、「来週審査ある水雷屯上六、ない沢火革六二、方針火風鼎九三。何だか、ないような気がするが・・・。この結果はまた報告します。」と、書きました。その報告です。

　私は易の神様に従って、その日は予定通り、易の教室をやりました。台風の影響か、ものすごい風と雨で、うちにやってきた生徒さんは、びしょびしょでした。これじゃあ、審査があっても、行く気をなくしてしまったかもしれないと思いました。

　昨日は、通常の練習日だったので、誰かに審査があったかどうか聞くつもりだったのですが、私が聞く前に、サブ指導者的立場の人から、「先週行った？」と聞かれ、私は仕事で行けませんでしたと答えると、「すごい雨だったでしょ？　来れる人も少なくて、先生も来れなくて・・・」と、また延期になったいきさつを話してくれて、「じゃあ、今週ですか？　私は今週もダメですね」というやり取りがありました。

　その後、後からみえた有段者の人が、「もう、審査を受けるつもりだった人には全員くれるってことですよ。みんな（他の指導者や有段者）が見ているし、いいそうですよ」と聞き、思わず「やったー！」と胸のうちで叫んでしまいました。

　ところで、この日の日筮は地火明夷上六。そんな日に、嬉しいことがあっていいんだろうか。まだ申請書を出さないうちは、正式に進級（私の場合は初めての級だけど）したと思わないほうがいいなと思いました。だって、明夷上六では、最初喜んでも後でがっかりということが起こりそうだから。

　この日の日筮が明夷上六だということを意識したときから、今日は夜まで油断できないな。特に夜はいつもと違ったことはしないで早く寝ようと思っていました。この日、あった明夷的はことは、昼過ぎになって、先週の土曜日にサルサの部屋の抽選に行くのをすっかり忘れていたのをを思い出したこと。慌てて、空き部屋状況をネットで確認すると、まるで私たちのためにとでもいうように、12月の月曜は４回空いていた。ホッとして、すぐ電話予約し、夕方申請に行った。後は、夜、見てしまわなｋればならないＤＶＤが２枚あったが、見れるのは１０時過ぎなので、２枚見たら明夷だなと１枚だけにしておいた。

　なので、結局、悪いことは何もなかった。明夷上六って、上六だから、明夷が終わるってことなのかな。横井先生の小辞典を見てみたら、「初めだけよく後は悪い。調子に乗って失敗。初めが悪いと後でいい。」と、３つの考え方が載っていた。「初めが悪いと後でいい」なんて、横井伯典くらいしか考えないだろうな。どこまでも易をポジティブに捉えようとする精神に脱帽。さすが、私の師匠は偉大だ。

　先週の木曜日、易の教室でＴさんという人が、「ディープインパクト優勝するが風沢中孚九五、しない雷水解九二、方針雷水解初六なんですけど、１着になりますかね？」と言った。先生は「オレはないと思うよ」と。私もほぼ同時に、「ないんじゃない」と言った。

　私もとってみようと、とった易が上記の易。臨初九はいかにもありそうだが、競馬にはあまり来ない。レース運の坤六五がおとなしすぎる。総体的に、初爻、五爻、二爻、上爻、二爻と統一感がない。艮六二は人気馬の場合、強いこともあるので、もし坤が五爻でなく二爻なら、可能性はあるかもしれないとは思ったが。どうみても、１着に来る卦爻には思えなかった。

　競馬の場合、厳しそうな易とそれぞれ得た爻がフシギと統一感がある。また、最初の頃は、上爻が何といっても強かった。しかし、最近は、どうも四爻が強い。昨日も札幌の７レースが配当があると思い、挑戦したのだが、確かに単勝６２００円と高配当だったが、その馬は買えなかった。私がとったときは１０番人気で、当面の運勢地水師六四、レース運風山漸九三、不慮運雷水解六五、方針地山謙初六、方針天地否六三で、この否六三で止めてしまった。

　さて、ディープインパクトである。テレビを見ていたら、オッズが１．１倍という。そこで、配当占をとってみた。一応いつもの占的で単勝で3000円以上雷天大壮上六、以下風火家人六二、方針震為雷六三。3000円以上はないが、大壮上六と震六三は、100円、200円の配当ではない。ここで、ああ、やっぱりディープインパクトはないなと自信を持った。1番人気の馬が来るレースの配当占は、とても安定した卦と爻を得る。二爻が一番利益がないかも。しかし、これも一概には言えず、反対占（3000円以下の得卦）が利益に弱く、3000円以上と方針の得卦の組み合わせがよければ二爻でも利益はあるから厄介。

　あと、配当占の前に武豊の騎手運もとっている。火水未済九二。これでも、ないだろうなという感じがした。結果は、３着。惜しかったですねえ。