易日誌0609

　今日は、大変貴重な卦を得た。天水訟九二を得て、咄嗟に、この日、夜受けることになっている合気道の昇級審査のことを思った。日筮とは、その日の一番の関心事について何か言っている。私にとっては、合気道の昇級審査が一番の関心事だった。２日前の水曜日に突然、受けてみなさいと言われた。

　合気道を始めたのは、今年の４月からで、まだ審査を受けるつもりは全然なかった。最初の５級の受験資格は３０回以上の出席が条件で、私はまだ、その回数を満たしてなかったし。そう言うと、「そう？でももう半年経っているし、受身はできているから大丈夫よ」と言われたので、別の土曜日のクラスの回数を入れれば３０回に近くなるかもしれないから、いいかなと急遽受けることにしたのだった。

　それが、日筮天水訟とは！　受からないってこと？　そこで、易をとってみた。受かる山地剥初六、ダメ天風初六、方針天沢履九二。受かりそうにないなあ、でも、淡々とやりなさいって？淡々とやれば受かるってこと？　よく分からない。次に（ホントはこっちを先にとるべきなのだが）、受けるについて当面の運勢地火明夷九三、受験運山沢損初九、不慮運風山漸九五、方針地火明夷初九。何これ？　何で明夷なの？　でも、受からないってことは考えられないよなあ。

　で、とにかく行ってみた。いつもと違って、最初の３０分くらいは、受験者に１人の上級者がついて、審査項目について練習。私は一経とその他何とか言う技２種（まだ名前も覚えてない）と座って相手を倒すヤツ、全部で４種。丁寧に指導してくれる人で、ほぼ完璧。その後、３０分くらい普段の技練習をいくつかやった。その間に忘れてしまわないかとちょっと心配だったが、その後また、最初の審査項目の練習をさせてくれたので安心した。

　ところが！である。ここで、天水訟が判明。今日は、先生（この会の代表者で師匠）が来れないので、審査は来週になるという。そういうことだったのか。来週となると、今度は私が来れない。易のクラスが入っているし、でも、せっかくその気になったのに、ちょっと残念な気持ちもある。次の昇級試験が半年先になるのでは、ここで無理してでも受けておいたほうがいいのかな？　でも、元々受けるつもりはなかったんだし、そんなに慌てて取る必要もないか。来週受けるためには、易のクラスを他の日に変えてもらうか、弟子のOさんに代講してもらうか？　帰ったら易をとってみようと思いながら帰ってきた。（＊訟の解説は、メールマガジンサイコロ占いに書きました。）

　来週６日の日筮雷山小過九三。あまりおめでたい卦ではないなあ。形が変わらない？　合気道に行く地天泰初九、止める地雷復初九、方針艮為山九三。これは行かないでいいってことよね？　ちなみに、６日の易のクラスはこのまま噬九四、代講を頼む坤為地六三、方針巽為風九三。巽九三が、そんなにこだわりなさんなと言っている。噬の九四は、私の受けたいなって気持ちだろう。それを噛み砕きなさいって言っているのだろう。ということは、もっと先でいいっていう意味と、ひょっとしたら、来週も流れる可能性だってあるんじゃないか。艮と巽の重卦も気になる。

　そこで、来週審査ある水雷屯上六、ない沢火革六二、方針火風鼎九三。何だか、ないような気がするが・・・。この結果はまた報告します。

　日筮が小過初六？ヤな感じ。この日は朝から雨で寒い。午後からフラダンスのレッスンと合気道が入っていたので、ひとつは休むことにしようと思った。フラは、今発表会の練習で、私は出ないし、通常のレッスン（最初にみっちり基本のステップを踏む。これがよくて私は通っている）はしないので、迷わずフラを捨てる。合気道だけなら、飛鳥（＝やり過ぎ）にはならないだろう。前日は朝から夜まで働いたし、この日もめいっぱい動いてしまうと翌日に疲れが残る（＝音を遺す）。

　そうしたら、翌日の日筮は、火天大有九二.。易の教室（築地）に行くのに、いつもは歩いて７，８分の最寄駅から電車に乗り、新宿で丸の内線に乗り換えて行くのだが、エレベーターで下に降りたら、何だか身体が軽快で、新宿三丁目まで歩きたくなった。雨も止んでいるし、歩こうと、気持ちよく歩けた。２０分くらいかかるのかな。この距離を歩きたくなるか、歩きたくないかで体調の良し悪しが分かる。

　前日、小過初六をちゃんと読めたお陰ネとちょっと嬉しかった。

　ところで、いつもは１週間くらいまとめて日筮をとる。この日は、ちょうど前日の雷山小過初六までしかとってなかったので、朝とったのだが、もし、この日までとっていたら、どんな卦爻を得たのだろうかと考えた。易の神様は、私が小過初六を読めることまでお見通しで、同じ大有のような卦爻を与えてくれたのか、それとも全く違った卦爻を与えてくれたのか、疑問である。

　地沢臨は今週教室で習ったばかり。臨は調子が良いので、六三はやり過ぎてしまっての失敗をいうと。やり過ぎって何だろう？　今朝、サルサ友だちからのメールで、これかあと思い当たった。

　今日は、夜の11時に六本木のアマンド前に集合して、朝までサルサを踊るという計画に誘われていた。「私は夜は強いけど、もう朝までクラブで踊る年ではないと思うから遠慮しとくワ」と、月曜日のレッスンの後言ったら、「あら、それなら、なおさら80歳になったら無理なんだから、今が最後のチャンスかもよ」と言われ、「すごい誘い方ね」と笑った。で、「疲れてなかったら行くね」ということにしてあった。

　朝、その一番乗り気だった人から、今日は断念する。昨晩飲みすぎて、つっころんで治療中の差し歯を折ってしまい、痛くて泣いてると。で、臨六三を思い出したわけです。やり過ぎってのは、サルサバーに行くことを言っているに違いない。やめとこうっと素直に思いました。

　午後のいつもの合気道のレッスンに行って、ビールとソフトクリームを食べて帰ってきて、1時間ほど昼寝して、夜は近所の友だちと、近所の韓国料理の店に行きました。最初は、美味しいと友人から教わっていた店に電車で行くつもりでしたが、昼寝して起きたら、その元気もなくなり、臨六三だし、近場でいいよなと予定変更。

　一緒に行った友人の知り合いが冷麺が美味しいと言っていたという店に行ったのですが、私はあまり期待してなかったので、それほどがっかりはしなかったけれど、期待通りたいして美味しくはなかったです。コーリャン街になってしまった観の私の住む町は、韓国料理のお店ばっかりになって、遠くからわざわざ食べにくる人が多いようだが、いまだにこれはというお店に出会わない。昔からある韓国料理の店のほうが日本人の舌（＝私の舌）にあっているようだ。

　ちなみに、易をとって出かけた。行って吉火沢九四、やめて吉山水蒙初六、方針山雷頤上九。頤は食べ物の卦だから、まあいいかなとは思いましたが、イマイチでしたねえ。