易日誌　２００４．０７月

０４．０７．２１（水）　日筮　兌為沢九五 兌は、亨る。貞しきに利あり。 九五は、剥に孚あれば、きことあり。

　兌為沢九五は、過信を言うので、ある相談の集計を出して提出するのに、これで出していい、見直
す、方針と何度も易をとった。ちなみに、１回目、これで出して山地剥初六、見直す沢地萃九四、方
針地風升六五。間違い発見。２回目、これで出して沢地萃六二、見直す山地剥六三、方針家人六
二。間違い発見。３回目、これで出して風沢中孚六三、見直す火山旅上九、方針地雷復六四。見直
すと大変になると思い、これで送ろうとしたが、メールアドレスが変更されていて、新しいアドレスが
事務所になかったので、結局その場では送れなかった。地雷復の六四では、やっぱりすんなりとは
いかないのですねえ。それにしても、易のすごさに脱帽。

　事務所の同僚が、知り合いからオペラのチケットを手に入れてくれるという。行っていいかどうか占
うと、行く天山遯六二、止めて山水蒙六三、方針地雷復初九。遯六二は、95％位は逃げろが正解
だが、まれにいい場合もある。反対占の蒙六三があまりいい判断できないし、方針復初九だから行
ってもいいのではと判断してチケットをお願いした。ところが、後で、その日はすでに予定が入ってい
て、手帳に書いてなかったことが判明。結局、他の人にゆずることに。遯は六二でもやっぱり逃げる
方を採るのが正解なんだとつくづく思った。日筮も遯だったなんて不思議。遯九四は、どんなに魅力
的なものでも、そこからしっかり逃げなさいという。日筮に得るということは、その日は、何かしら逃げ
なくてはならない問題が生じるという意味。他に心当たりはないので、このオペラのチケットのことを
言っていたんだと思う。確かに魅力的だしね。

　またまたヒルに足を喰われた。昨日は、お風呂の中にいたのだと思って、宿の人に言ったら、「お
風呂の中にはいない。お客さんの体についてお風呂に入ってしまったと思われる。前はいなかった
んだけど、最近はサルが山から降りてくるので、サルにくっ付いてくるんですよ」と、バンドエイドをく
れた。痛くも痒くもないのだけど、ただしばらく血が止まらない。今日もいたってことは、どうも私の靴
に潜んでいたらしい。昨日、宿について宿の周りの草むらを散歩したときに付いたらしい。他のお客
さんがお風呂に持ち込んだんだと思っていたけど、犯人は私だった可能性が高い。
　梅雨時の山歩きは気をつけないといけないなと思った。昨日散歩したとき、水溜りが結構あったし、
前日雨が降ったような日は特に要注意だ。山雷頤初九の足と関係あるのか？それとも、の象と
関係あるのか？

０４．０７．１３（火）　日筮　震為雷九四 震は亨る。震の來るときたり。笑言たり。震は百里を驚かす。匕鬯を喪わず。九四は、震いて遂に泥む。

　法師温泉へ。上毛高原へ新幹線で東京駅や大宮から行くのと、熊谷で乗り換えるのとでは700
円違うので、節約しようと熊谷まで各駅で行くことにした。ところが、大宮で各駅の高崎線に乗り換
えるときに８番線と１１番線の二つのホームがあって、８番線で待っていたら、予定の１３時発の電
車がない。気がついた時には時すでに遅く、結局大宮で新幹線に乗るしかなくなり、節約は叶わな
かった。
　その他には、ヒルに喰われるというハプニングがあった。初めての経験、気持ち悪いったらない。

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