易日誌　２００３．０７月

　乾為天九五の日筮なんてさぞかしやることがいっぱいで忙しいのではないかと易を始めたばか
りの人ならそう思うだろう。私もそうだった。しかし・・・、実は何も忙しくない。やることがないのであ
る。この日は、小説『めぐりあう時間たち』を読んでは寝ていた。前日、連れ合いの検査入院とかで、
朝から午後３時過ぎまで付き添ったので、気分的に疲れた。病院はだいたいいい思い出なんかな
いから誰だって嫌だろうが。というわけでひたすら読書寝る読書寝るを繰り返した１日でした。
　乾為天九五についてはこちら を参照。ついでに、コマーシャル。女性のための自己防衛術ワーク
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　映画を見始めると癖になる。月曜日（６／３０）に恵比寿で『ヤァヤァ・シスターズの聖なる秘密』を
観て、火曜日にビデオ『マグノリア』を借りてしまったのだが、今日も易の教室が終わったら映画を
観たいなという気分。観たいのはたくさんあるのだが、もう一度『シカゴ』と『めぐりあう時間たち』を
観たいと思った。この２本は早く観ないと終わってしまうので、新作より先に観ておいた方がいいな
と思う。『シカゴ』は東銀座の東劇と新宿でやっている。新宿なら、時間的に無駄がなく、終わって
ちょうど『めぐりあう時間たち』も同じ松竹会館で見れる。東銀座だと１時間近く時間のロスがある。
ところが、易をとったら新宿は帰妹六三。帰妹六三じゃあダメなんだろうな、でも何がダメなんだろう
と、易の忠告を聞かずに新宿の方へ。松竹会館には４つ映画館があって、『シカゴ』を上映している
のは、４４席という狭さ。当然画面もテレビの大型画面に毛が生えた程度。失敗したなあと思ったが
後の祭り。やっぱり『シカゴ』は大型画面で観なくちゃね。帰ってネットで調べたら東劇の方は、４３５
席。あーあ。易の言うことは聞くべし。帰妹六三が目先を追うなと言っているのは、時間の節約とか、
２本見れるとかそういうせこいこと考えちゃダメということなんですね。結局、『めぐりあう時間たち』の
方は、もう今日は観る元気がなくなって、あれは、ついでじゃなく、ちゃんと観たいと、１本だけで帰
ってきてしまったのだから。
　でもまあ、やっぱり『シカゴ』は実によく出来ている映画だと思う。現実とミュージカルへの移行が
（変な表現だな）実に巧み。巧いなあと感心する。しっかりエンタテイメントしてるし。エイモス役の
ジョン・C・ライリーの声がいい。この役者『めぐりあう時間たち』にもジュリアン・ムーアの夫役で出
ていて、『マグノリア』にも警官役で出ていた。観る映画に連続して同じ役者が出ているって何か偶
然ではないものを感じてしまうのだが、ただ、いっぱい出てるってだけなのだろうか？

　風沢中孚上九なんて、ヤな易だ。まず、やりすぎないように気をつけようと思った。それから、問
題は夜に、一日の最後に起きるのかなと考えた。仕事は無事に終わる。ビデオを観ようかなと思っ
て借りて帰り、２本組だったので、７時過ぎから見始める。『マグノリア』とかいうもの。ジュリアン・
ムーアが出ているので借りてみたんだけど。他にも個性的な役者が出ていて、なかなか面白いで
はないか、最後どうなるんだろうと引きつけられて観てしまう。ところが、最後に来て・・・。「エーッ！」
という感じ。これを観ようと思っている人がいるかも知れないので、ネタバレにならないように書かな
いが、中孚上九とはこれを言っていたとしか考えられない。中孚上九って、飛べない鶏が空を飛ぼう
として、やがては地に落ちるとあるのですが・・・。

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