易日誌 2006.6月

06.06.04(日) 日筮 山風蠱九二
蠱は。元いに亨る。大川を渉るに利あり。甲に先だつこと三日、甲に後るること三日。
九二は、母の蠱に幹たり。貞にすべからず。

 易の講座の部屋を借りに行く予定で、家を出て、駅のホームを入ったところで、今日行っても無駄なことに気づいた。1つはネットで予約して、使用料を払い込みに行けばいいのだが、もうひとつ借りようと思っていた場所は、5日以降でないと借りられないことが判明。どうせなら、1回で済ませたいので、今日行くことはないなと思った。2、3日前に、土、日に行っていいか易をとったとき、行かなくてもいいような卦を得たが、この日、競馬占をやって投票してしまったら、やることがなくなったので、出かけちゃおうかなと急遽、予定を変更。今日行っていいようにが火地晋六二だった。火地晋六二を得ると、たいてい、何故かその気がなくなってしまうことが多いので、何なんだろうとは、ちょっと思ったが、出かけた。 火地晋六二は、買物でも、そのときは、買おうと思うのだが、いざとなると、買わない。ホームで、行くのはムダと分かったとき、やっぱり、火地晋六二だと納得。

 さて、でも出かけてしまったし、どこに行こうかなあ。銀座に行って、映画でも観るとするか。次の木曜日の易の講座のあと観るつもりだった『プロジューサーズ』を観ることにした。上映時間まで約1時間の空き時間があるので、娘に頼まれていたノートを買いに伊東屋に行った。映画は、よく出来ているとは思うが、好みから言えば、『シカゴ』のほうが好きかなという感じだった。

 競馬の結果が気になる。いつも投票してしまったあと、お金が増えてるように、減ってるように、方針とやる。前回は、増えてる山火賁六二、減ってる坎為水上六、方針雷沢帰妹六三だった。増えてるような気がしたが、結果は20円のマイナス(4200円投資、4180円バック。帰妹六三がよくわかった)。今回は、増えてる山沢損上九、減ってる火沢ケイ六三、方針雷水解九二。減ってる火沢ケイは背く、減ることに背くでは増えてると考えられる。方針解は、解けてしまう意と、<九二、狩して三狐を獲、黄矢を得>を使えば、かなり儲けがあるともとれる。さて、どっち?

 家に帰って、ネットでチェックしていたら、ナントナント、東京12Rで、3連複を当てていた。3種類考えたうちの一つが当たっていて、13010円の配当。やったー! 安田記念は難しくて、めったやたら買ってしまい、複勝で15番の馬に760円付いただけ。あと、全部で7Rやったので、投資額は4700円。9070円のプラス。3連複の万馬券を当てたのは初めてだったので、かなり嬉しかった。

 日筮山風蠱は、勘違いを言う。今日の勘違いといえば、3つ。ひとつは、部屋の申込みが今日できると思ったこと。2つ目は、伊東屋で最初娘に頼まれたミニノートは、ノート売場にあると思いこんで、なかったので、諦めて帰ろうとしたが、思いなおして店員に聞いてみたら、ノート売場ではなく、1階下のメモ売場にあったこと。三つ目は、競馬の当てた馬券は最初は、それで買って利益があるが震為雷六二だったので、それはないだろうと思っていたこと、でも、ここのところ、そう思って捨てたものが当たっているので、前回もダービーでは、利益風沢中孚六三で捨てた組み合わせが当たっていたので、今日は一応入れておいたら、それが来たこと。

 山風蠱九三の勘違いも好きだが、九二も悪くないなと思った。九二<母の蠱に幹たり。貞にすべからず>は、母のやった間違いについて、そんなにきつく責めるなという意味らしいが、日筮では、あんまり、四角四面に考えないで、テキトウにやろう、ということなのかな。


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